最初に、自分自身のプレゼンスの現状を把握します。内的プレゼンスは、主にクライアント自身に対するコーチングによって明らかにしていきます。クライアントの強み・弱み、および期待など外的プレゼンスに関するテーマは、クライアント自身だけでなく周囲からの360度サーベイ（THE LEADERSHIP CIRCLE）やインタビューを通して明確化します。

自分の現状をMUST,WILL,、CANのフレームによって整理します。その上で、得たい成果に基づく自己変革テーマを設定します。自分自身が本当に変わりたいと思うことが実現します。社会、組織や周囲からの期待と自分が行いたいことの両方をもとに、セッションにおけるゴールを設定します。

ゴールに向けて、具体的なアクションを起こします。そして意図が引き起こした影響から自身の内省を深め、自分らしいリーダーシップスタイルを創っていきます。コーチは、クライアントの内省を支援すると同時に、新たな視点の提供やアドバイスも必要に応じて行います。自分自身が変わることで、ゴールを実現していくのです

STEP 1：BEから始まるリーダーの個人変革

BE-DO-HAVE変革モデル
上記の３STEPを通して、リーダー個人の結果（HAVE)に変革をもたらすプロセス。内なるプレゼンスである在り方（BE)が変わることで、思考が変わります。思考が変わることで、行動DO)変革を起こします。そして行動が変わることで、結果（HAVE)が変わります。

STEP 2：担当部門の組織変革

リーダー個人の変革を行うプロセスにおいて、担当組織の変革が同時並行にして起こります。リーダー自身の自己開示や傾聴を通して、メンバーとの相互理解が深まります。それが、担当組織の「関係の質」を変えます。そこから、思考-行動-結果の質の変化へと連鎖していきます。
その過程を通して、リーダーの存在力が向上します。